やっぱり「甘酒」がスゴイ!腸管バリア機能も向上…レシピ付きで解説 | ニコニコニュース
“飲む点滴”ともいわれている甘酒は、美活にぴったり。多くの芸能人も甘酒を愛飲しているという噂。
さらに、甘酒には美容だけではなく、ダイエット・健康効果もあるのだとか! 朝晩が冷え込むこの季節には、温かい甘酒を飲んで心と体を癒したいもの。
そこで今回は森永製菓が東京大学大学院農学生命科学研究科および神奈川科学技術アカデミーと共同で行った研究と、同社公式サイト『天使のお菓子レシピ』より“食べられる”甘酒レシピを2つご紹介します。
■甘酒の効能米麹でつくられる甘酒には疲労回復や美肌を助ける必須ビタミンB群、満腹中枢を刺激し暴飲暴食を防ぐブドウ糖、リパーゼという脂肪を分解する酵素が含まれています。
そのため、甘酒には美容・ダイエット・健康効果があるといえるのです。さらに、森永製菓が行った研究では甘酒の主原料である酒粕と米麹には、“腸管バリア機能”を向上させる働きがある可能性が示されました。
■腸管バリア機能とムチンって何?腸管バリア機能とは、体にとって有害な細菌や毒素などを排除する小腸の大切な機能。
また、体を守る腸管バリア機能には、腸管粘膜層の主要成分であるムチンによる物理的バリア機能があります。ムチンは腸では主に杯細胞で生まれるもので、細胞を保護し病原菌や毒素から組織を守る役割を担っています。
腸管バリア機能の低下は加齢や過剰なアルコール・糖分の摂取、ストレス、不規則なライフスタイルなどが原因と考えられています。新年会などイベントが続く時期は、腸管バリア機能が衰えてしまいがちなので注意しましょう。
■「酒粕と米麹」を摂るとどうなるの?森永製菓の研究では、マウスに通常食と酒粕・米麹を混合した飼料(通常食+酒粕・米麹)の餌を与え4週間飼育し、糞便中のムチン量と小腸下部上皮組織での遺伝子発現を解析しました。
すると、酒粕・米麹を混合した飼料のマウスの糞便中のムチン量が、1週間目以降から上昇し(上図1)、ムチン関連遺伝子の発現上昇も確認されました(下図2)。
この結果から、酒粕と米麹の併用摂取は、ムチン増加による腸管バリア機能の向上が考えられるということ。
甘酒には免疫力をアップして、色々な疾患から体を守ってくれる働きがあるのです! 風邪やインフルエンザが流行っている時期には、体を守るために甘酒がおすすめです。
続いて、今年も健康に過ごせるように、森永製菓のサイト『天使のお菓子レシピ』から“食べる甘酒レシピ”をご紹介します。飲む甘酒に飽きてしまったら、ぜひ挑戦してみてください!
■レシピ1:甘酒ぞうすい【材料】(1人前)
・森永甘酒・・・1缶(190g)
・ごはん・・・200g
・白菜・・・1枚
・大根・・・40g
・かぼちゃ・・・40g
・にんじん・・・15g
・しめじ・・・1/2パック(約50g)
・だし汁・・・250ml
・味噌・・・大さじ2
・青ねぎ・・・適量
【作り方】
(1)白菜は拍子切り、大根・かぼちゃ・にんじんはいちょう切り、しめじは石づきを切り落としてほぐす
(2)鍋に(1)・甘酒・だし汁を入れて中火で煮る
(3)(2)にごはんを入れてさらに煮立たせ、弱火にして味噌を溶かし入れる
(4)器に盛り、小口切りした青ねぎをのせたら完成
味噌はお好みで調整しましょう。甘酒を入れることで、とてもまろやかな味わいとコクが出て美味しいですよ!
■レシピ2:甘酒エッグスラット【材料】(4人前)
・森永甘酒・・・100ml
・じゃがいも・・・200g
・塩・・・少々
・こしょう・・・少々
・トマト・・・1/2個
・オリーブオイル・・・適宜
・卵(Mサイズ)・・・4個
・粉チーズ・・・適量
【作り方】
(1)じゃがいもをきれいに洗い、皮ごとラップにくるんで600Wのレンジで8分加熱する
(2)熱いうちに皮を剥いて、フォークなどで手早くつぶす
(3)甘酒・塩・こしょう・粗い角切りにしたトマトを加えて、全体が馴染むように混ぜる(固い場合はオリーブオイルで調整しましょう)
(4)(3)で作ったマッシュポテトを4つに分けて耐熱のガラス容器に入れる
(5)(4)の上に卵を1個ずつ割って入れる
(6)(5)のガラス容器にラップをしっかりかけて密封する
(7)深めの鍋に水を張り、(6)のガラス容器を入れたら鍋にふたをして、沸騰してから5~8分くらい加熱する(電子レンジは使わないでください)
(8)卵がお好みの固さになったら鍋から取り出し、ラップをはずして上から粉チーズをかけて完成
甘酒エッグスラットはバターや牛乳を使っていないのに、とっても味わい深く美味しいですよ。甘酒が苦手な筆者の子供でもぺろっと平らげましたよ。
腸管バリア機能を向上して免疫力をUPする甘酒には、美肌やダイエット、健康効果があります。色々な甘酒レシピに挑戦して、風邪知らずの健康的な体をつくり冬を乗り切りましょう!
(出典 news.nicovideo.jp)
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