
こんにちは、ベジフルボディデザイナーmoccoです。納豆は栄養豊富な食材で、子どもの健やかな成長を考えると特に成長期に食べて欲しいスーパーフードです。わかっていても毎日同じ食べ方では大人も飽きますよね?
そこで、いろんな食材や調味料を使って「オリジナル納豆」レシピを子どもと一緒に考えながら作ってみませんか?子ども自身が考えて作った「オリジナル納豆」は、しっかりと噛んで“美味しく・楽しく”食べるうちに「見る」「聞く」「嗅ぐ」「触る」「味わう」といった『五感』が育ちスクスクと成長します。
納豆は『五感』を鍛える柱です
美健ママさん...「納豆」は好きですか? 私は苦手でした。栄養豊富とわかっていても『五感』が“美味しい~!”と感じないと嫌々食べても続かないし、せっかくの栄養も身になりませんね。子どもはなおさら嫌になると思います。そこで、「納豆」を柱に基本五味(甘味、塩味、酸味、苦味、うま味)と自分の体がその日“食べたい”と直感で感じる食材を組み合わせて「オリジナル納豆」レシピにチャレンジし始めました。
すると...どうでしょう?!納豆を柱に毎日変わる五味に私や子どもたちの『五感』が“美味しい~!”と感じだし、食べ続けるうちに『五感』の基礎力がメキメキと鍛えられていきました。
・私が食べた基本五味...梅干しやシソ、自然塩、醤油、昆布、かつお節など
・私のカラダが欲した納豆に合う食材...大葉、大根おろし、オクラ、シラス、とろろ、タマネギ、アボカド、キムチ、など

子どもの『五感』が喜ぶ納豆アレンジ
納豆をアレンジして子どもが喜ぶマヨネーズ味の納豆を作ってみましょう。子どもが自分でブレンドしながら“まぜまぜ~”して楽しく作ると、混ぜるほどに長芋を擦り下ろしたとろろ納豆の様にフワッとまとまり、美健ママが「もういいよ~」と言っても子どもの手が止まらない!面白クッキングです。
納豆や卵の良質たんぱく質とビタミン、ミネラルを豊富に含んだ食材をブレンドしたレシピは、甘酸っぱいサクサク感とみずみずしい甘みとゴマの香ばしさが咀嚼回数を増やし『五感』が成長します。
トロトロ納豆~マヨネーズ風味~

[材料](1人分)
・納豆 1パック
・卵 1個
・みじん切りタマネギ(生) 1/6個
・スプラウト(野菜)、ゴマ、自然塩 お好み
・オリーブオイル 大さじ2~
・酢 大さじ2~

[作り方]
1. 材料を器に入れフワッとまとまるくらいまで混ぜます。

※酢を多めにするとよりマヨネーズ風味になります。
※タマネギは子どもの年齢などを考慮して“生→炒める”に変更、量も加減してください。
[トロトロ納豆~マヨネーズ風味~アレンジ編]
・小麦粉(大さじ2~3)を水(大さじ2)で溶いて混ぜて焼くと“納豆お好み焼き”
・チーズをのせて焼く“納豆グラタン”
[フルーツ納豆]
旬の果物と合わせた「フルーツ納豆」は、果物の甘み、酸み、香りがブレンドされデザート感覚で食べやすくなります。


愛情たっぷり“お袋納豆”(10分間クッキング)
「お袋納豆」は、“何でも食べてスクスク大きくなって欲しい”と願う美健ママの愛情が詰まったお袋の味です。

[材料]1人分
油揚げ 1枚
納豆 1パック
海苔 2枚
チーズ 5g~
自然塩 1つまみ
具 お好みでコンニャク、ニンジン、葉物野菜など硬さの違う食材を複数合わせる

[作り方]
1. 油揚げを半分に切り、包丁を使って油揚げを開き袋状にする。開く際に油揚げが破れても、海苔で塞ぐので大丈夫!
2.袋の中に海苔を引いて、小さくカットして混ぜ合わせた具を詰めて爪楊枝で閉じる。

3.フライパンで両面を弱火で焼く。(油不使用)

パリッと香ばしい油揚げと海苔とチーズに絡まった食感の違う食材が、噛む度に『五感』を刺激して心と体が満足します。
冷めても美味しいのでお弁当のおかずやおやつにも活用できます。“ねばり勝ち!”栄養をつけて頑張って欲しい受験生の夜食にもおススメです。
自然塩を合わせた【基本納豆】

私たちは、日常生活の中で「見る」・「聞く」・「嗅ぐ」・「触る」・「味わう」といった『五感』と脳が連携しながら行動しています。生まれて初めて口にする母乳は、母子の触れ合いと成長するための大切な栄養を摂る心と体の土台となる『五感』形成の第一歩です。
納豆に自然塩を合わせた【基本納豆】は、五味のうち
・甘味(エネルギー源)
・塩味(ミネラル)
・うま味(タンパク質)
が含まれ、母乳と同じ生きるために必要な栄養素で本能的に好む味です。新陳代謝が良い子どもが苦味(毒)、酸味(腐敗)を好まないのも理解できますね。
moccoのつぶやき
私たちは、毎日のあらゆる生活の中で、実は頭で考える前に『五感』で行動しています。なので『五感』を鍛えると、健全に過ごしながら自分自身の安心安全を自分で判断し自分らしく生きることにつながります。
『五感』を鍛える毎日の“食”に「納豆」をおススメするのは、栄養豊富で安価で毎日食べ続けられる食材だからです。「納豆」は大豆の種類や製法の違いで味や風味が変わります。いろんな「納豆」を食べ比べるのも楽しいですね。

”食“を口にした時に味覚を感じる【味蕾】が舌にありますが、【味蕾】は脳の発達と同様に小学生までに完成されると言われています。生涯記憶に残る基本の五味と自分らしく生きる『五感』を育てる子どもの成長期に出来るだけ食材の味と基本調味料を使ったレシピをおススメします。
大人になって偶然食べた味で、“あれ?この味は...”と、誰とどこでどんな状況で食べたか...など、走馬灯のように浮かんでホッコリと心が温っかくなった経験があると思います。
子どもが成長していつかどこかで“あれ?この味は...”と美健ママの真心レシピを思い出してホッコリと心が温っかくなって元気に頑張ってくれると嬉しいですね。

食材を活かす納豆職人が作る納豆提供:菊水食品(茨城県日立市)

(出典 news.nicovideo.jp)