簡単爆食レシピまとめブログ

簡単でおいしい料理のまとめブログです。

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    2018年11月


    捨ててしまいがちな大根の葉……


    大根といえば、白い部分を使って料理をするのが一般的だと思います。

    スーパーや八百屋さんで買った大根についた葉っぱ
    「すぐ色も変わるし、使い方わからないし……」
    と思って捨てていませんか?

    もったいない!
    大根の葉には、女性にとってうれしい栄養がたくさん含まれているんですよ♪

    栄養がたくさん含まれている、大根の葉を使ったレシピを紹介します!

    材料


    栄養たっぷりの大根の葉、捨てていませんか?大根の葉を使った栄養満点レシピ1

    ・大根の葉 1本分
    ・豚ひき肉 200~300g 
    にんじん 1/2本
    ごま油 小さじ1
    ・醤油 大さじ1
    みりん 大さじ1
    ・酒 大さじ1
    オイスターソース 小さじ1

    作り方


    栄養たっぷりの大根の葉、捨てていませんか?大根の葉を使った栄養満点レシピ2

    1.大根の葉、にんじんをよく洗って、みじん切りにする。

    2.フライパンを熱し、ごま油をひき、ひき肉がボロボロになるまで炒める。

    3.大根の葉、にんじんを入れて、ふたをして蒸す。

    4.火が通ってしんなりとしてきたら、醤油、みりん、酒、オイスターソースを入れて汁気が飛ぶまで炒めて、完成。

    ご飯のおかずにしても、丼ぶりにしてもおいしいですよ♪

    大根の葉は栄養たくさん

    大根の葉には、ビタミンA(βカロテン)、女性にとってうれしいビタミンCカルシウム、鉄分など多くの栄養が含まれています。
    ほうれん草より多くのカルシウムビタミンC、鉄分が大根の葉には含まれているんですよ♪

    特にビタミンA(βカロテン)は、抗酸化作用が強いため、

    ・生活習慣病の予防
    アンチエイジング(老化防止)効果
    が期待できます。

    また、ビタミンAは脂溶性なので、油と一緒に調理すると吸収されやすいともいわれています。

    じつは大根の葉って、美容にも健康にもいい食べ物なんです!
    捨てるなんてもったいない!
    美容にも健康にもいい大根の葉を使ったレシピ、ぜひ作ってみてください♪

    栄養たっぷりの大根の葉、捨てていませんか?大根の葉を使った栄養満点レシピ


    (出典 news.nicovideo.jp)




    今年も残すところあと1ヶ月と少し。年末に向けて忙しくなる人も多いと思います。忙しいときに風邪やインフルエンザにかかってしまった、なんて最悪の事態は避けたいですよね。
    体調管理の基本は、やはり食事。中でも、日本の伝統発酵食品である「納豆」が丈夫な身体をつくるのではと注目を集めています。
    今回は、レシピとあわせて納豆の魅力をご紹介したいと思います。

    日本スーパーフード「納豆」が再注目
    日本には、醤油やみそ、お漬物といった発酵食品が数多くありますが、納豆は江戸時代から整腸作用や解毒作用があるといわれ、長い間日本人の健康を支えてきました。近年の菌活ブームもあり納豆の健康効果が再注目されていますが、秋花粉が辛いこの時期やこれから流行する風邪予防の対策としても一役買ってくれるかもしれません。
    身体を丈夫にする納豆菌
    体の免疫細胞の60%〜70%が小腸にあるといわれており、腸内環境を整えておくことは免疫機能を高めるのにとても重要なポイントとなります。
    先日行われた、おかめ「納豆サイエンスラボ」第3回メディアセミナー「感染症予防にみる『S‐903 納豆菌』の可能性」での発表によると、納豆菌がT細胞をはじめとした免疫細胞の力を強化することが解明されつつあるとのこと。
    納豆菌が腸内フローラを改善することで、花粉症や風邪などの予防に一役買ってくれることが期待されています。
    さらにそれだけでなく、口腔フローラを改善し、歯周病などの予防効果も期待できるといわれており、ますます注目度が高まっています。
    納豆菌とひとことで言ってもその種類はさまざまですが、中でもS-903という納豆菌の効果が高かったそうですよ。健康のためにも、1日ひとパックを目安に続けてみてはいかがでしょうか。
    [nextpage title="レパートリーが豊富!身体にうれしい納豆レシピ2つ"]
    毎日たべたい!納豆レシピ
    とはいえ、毎日納豆ご飯だと飽きてしまいますよね。でも、アレンジレパートリーが豊富なのも納豆のいいところ。管理栄養士の馬場美穂先生が監修された「冬の感染症に負けない!S-903 納豆菌健康レシピ」を2つご紹介します。
    ふわふわ納豆鶏つくね

    <材料>2人分
    ・S-903 納豆菌入り納豆 1パック・たまねぎ 1/2・塩 小さじ1/2・お麩 30g・オイスターソース 大さじ1・鶏のひき肉  200g・木綿豆腐 100g・しょうが 1片・みりん、醤油、酒 各大さじ2・わけぎ、油 適量 <A>
    たまねぎみじん切り)大さじ4・納豆 大さじ2・納豆のタレ、からし 1袋
    <作り方>
    (1)たまねぎみじん切りにして<A>を混ぜておき、残りのたまねぎに塩小さじ1/2を振りしばらくおく。(2)たまねぎから水分が出てきたらお麩、オイスターソース、鶏ひき肉、木綿豆腐、生姜を加え、よく練り残りの納豆を加える。(3)みりんしょうゆ、酒を混ぜ合わせたものを不破絵、テリがでるまで煮詰める。⑶に<A>をトッピングし、わけぎをそえて完成。
    <馬場美穂先生コメント
    代謝を高めるアミノ酸が豊富に含まれている鶏肉は筋肉疲労を改善するため、疲労貝回復効果が期待できます。
    殺菌作用のある生姜ジンゲロールは加熱することで効果がまし、納豆と合わせることで、風邪要望の効果が期待できます。
    殺菌作用のあるたまねぎの硫化アリルは、砕いたお麩に吸わせることで効果的に摂取し、冷めてもやわらかい食感がおいしい1品です。
    納豆キムチの長芋グラタン

    <材料>2人分
    ・S-903納豆菌入り納豆 1パック・納豆のタレ、からし 1袋・キムチ 大さじ5(100g)・えのき 1/2株・長芋 300g・とろけるチーズ 160g
    <A>・卵 3個・ヨーグルト 大さじ4・みそ 小さじ1
    <作り方>
    (1)長芋は表面のひげをコンロで焼き、皮付きのまま1.5cm角に切る。耐熱皿に並べて納豆のタレ、からしをかけてレンジで2〜3分あたためる。(2)<A>を混ぜ合わせ、納豆、キムチ、3等分に切ったえのきを加える。(3)(1)の長芋の上に(2)をのせ、とろけるチーズをのせて、トースターチーズこんがりするまで焼く。
    <馬場美穂先生コメント
    納豆、みそ、キムチヨーグルトなどたくさんの発酵食品を組み合わせることでうまみがまし、免疫力、代謝を高める効果が期待できます。細胞を作る必須アミノ酸バランスよく含まれる卵に、みそ、納豆でまろやかなグラタンソースになります。粘膜を潤し、胃壁を保護するムチンは長芋の皮に多く凝縮しているため、皮ごと食べるのがおすすめです。トースターで手軽に調理できるのもうれしいポイントです。 いかがでしたか? 毎日食べて、丈夫な身体をめざしましょう!
    (ごきげん手帖編集部)
    [pickup]
    【あわせて読みたい】・ダイエットや乾燥対策に◎簡単ヘルシー鍋レシピ2つ・スタイルキープサポート!冬に飲みたいハーブティー5選・キレイな人はこだわっている。美容家が選ぶ「水」5選・手土産にも!料理家がお取り寄せする冬の絶品グルメ4選

    ごきげん手帖編集部
    ごきげん手帖編集部

    ネバネバで丈夫な身体をキープ!納豆の新しい可能性とは


    (出典 news.nicovideo.jp)


    <このニュースへのネットの反応>


    こんにちは!元祖農業ガール・藤野いち子です。秋も深まり日が短かいので、仕事の帰り道はもう真っ暗。パパや子どもたちが待つ家に帰ったら早く夕ご飯にしたいですよね。
    そんなとき、お鍋なら簡単です。お肉のうま味がしっかりしみるミルフィーユ鍋やネギ豚鍋なら、お腹を空かせた大食い子どもたちもモリモリ食べてくれるでしょう。この時期お買い得になる鍋素材の王様、白菜・長ネギと豚肉を使って、短時間で準備できる鍋をご紹介します。

    白菜と豚肉のミルフィーユ鍋のレシピ

    白菜と豚バラを重ねるミルフィーユ鍋です。わが家でも去年の冬からはまって、週に2~3回は作っていたほどです。ラクちんでおいしいんですもの。

    【材料】(3人分)
    白菜 1/2カット
    豚バラ薄切り 300g
    しめじにんじん長ネギ・大根など お好みで
    料理酒・水 各60cc
    だしつゆ 適量

    ポイント

    白菜と豚バラ肉が基本です。白菜以外の野菜はなくても作れますが、冷蔵庫の中にあるもので鍋に合いそうなものなら入れてしまいましょう。

    【作り方】

    1. 白菜は芯の硬い部分をとり、白菜と豚肉を5cmの長さに切る。残りの野菜も火が通りやすい厚さに切る。
    2. 鍋の中に白菜を立てて入れる。中心は厚めの白菜を入れ、白菜の隙間に豚バラ肉を詰める。
    3. (2)の上に、そのほかの野菜をのせる。
    4. (3)に料理酒と水をまわしかけ、フタをして火にかける。全体に火が通ってやわらかくなったら出来上がり。
    5. 小皿にとり、だしつゆをかけていただきます。大根おろしを添えるのもおすすめです。

    白菜はザクザクと。にんじんは薄切りにして型で抜いてみました。

    白菜と豚肉は、上手に詰めるとバラの花のように見えますね。

    にんじんも柔らかくなりました。バラ肉のうま味が白菜に染み込んでおいしいですよ。

    今回はインスタ映えを意識して、縦にきれいに並べてみましたが、働く主婦は忙しいことが多いので、いつも同じようにはできないと思います。白菜と豚肉が重なってさえいれば味は一緒。心の余裕があるときに「にんじんハートが飛び出す」でよいと思いますよ。

    ビジュアルもびっくりのネギ豚鍋

    白菜はないけれど長ネギならたくさんある!という日は、ぜひネギ豚鍋にチャレンジしてください。

    たっぷり食べられて意外にもおいしいんです。「え~長ネギ~!?」というパパと子どもたちのブーイングも最初だけ。食べ始めればトロトロの長ネギのおいしさに目覚めて、リピがくるかもしれません。

    【材料】(3人分)
    長ネギ 3本
    豚肩ロースしゃぶしゃぶ用 200g~300g
    もやし 2袋
    料理酒・水 各60cc
    ポン酢またはだしつゆ 適量

    【作り方】

    1. 長ネギは5cmの長さに切る。
    2. 鍋にもやしを1袋分入れ、その上に中心から長ネギを立てていく。長ネギのまわりにもやしを1袋分入れる。
    3. 長ネギの上に豚肉をのせて覆う。
    4. 料理酒と水を回し入れ、鍋にふたをして火にかける。肉に火が通り長ネギがやわらかくなったら完成。
    5. 小皿に取り、ポン酢またはだしつゆをかけて召し上がれ。

    豚肉はふわふわっとのせるのがコツです。

    ネギからも水分が出て、トロトロしておいしいですよ。長ネギを縦にするのが難しいという場合は、白菜のミルフィーユ鍋同様、長ネギの斜め切りと豚肉を交互に鍋に入れて作ってもOKです。長ネギと豚肉が重なってさえいれば味は一緒。心の余裕があるときに縦置きにチャレンジして、家族のびっくりした顔を楽しんでくださいね



    (出典 news.nicovideo.jp)




    健康食品・化粧品などの企画・販売を手掛ける株式会社グラフィコ(本社:東京都品川区、代表取締役長谷川純代)は、平成30年11月19日(月)より、葉酸を手軽にとりたい方におすすめのブレンド茶『優月美人 おたね人参+葉酸サプリ ヘルシーブレンドティー』を通信販売限定で新発売いたします。

            
      
      「優月美人 おたね人参+葉酸サプリ ヘルシーブレンドティー」は、1日推奨摂取量400μgの葉酸※と女性に嬉しい栄養素を配合したティーバッグタイプブレンド茶です。
    葉酸を始め、おたね人参(高麗人参)、生姜、マカ、ハニーブッシュなどの厳選成分の他、鉄分・カルシウムなどのビタミンミネラルを含む女性に嬉しい充実設計。ルイボスをベースとした、渋みが少なくスッキリとした味わいです。無糖かつノンカフェインなので、朝の目覚め時や夕方のティータイム、就寝前など、時間やシーンを選ばずお
    飲みいただけます。

    厚生労働省は、妊娠可能な年齢の女性、妊娠計画中、妊娠中の女性に対して1日あたり400μgを摂取するよう勧めています。
    • 開発背景
    「優月美人 おたね人参+葉酸アプリ」は、厚生労働省が推奨する1日の葉酸目安量を1包で手軽に摂取できるサプリメントドリンクです。2015年発売以降、前向きにがんばる多くの女性にご愛用いただいております。
    この度新発売する「優月美人 おたね人参+葉酸サプリ ヘルシーブレンドティー」は葉酸量はそのままに、ノンカフェインかつノンシュガーで、女性に嬉しいルイボスやハニーブッシュプラス。錠剤が苦手な方でも毎日おいしく飲みやすいお茶の味にこだわったブレンド茶です。
    (株)グラフィコは、「優月美人」ブランドを通じて、今後も毎日を前向きにがんばる女性たちをサポートしてまいります。
    • 商品特長
    • 飲み方
    1包をカップに入れ、200mL程度のお湯を注ぎ、約2分浸け出してください。
    葉酸400μgを配合しているため、1日1包を目安にお召し上がりいただくことをおすすめします。
    ※お湯で抽出後、氷を入れてアイスでもお召し上がりいただけます。
    • 商品仕様
    ・商品名:優月美人 おたね人参+葉酸サプリ ヘルシーブレンドティー
    ・容量/希望小売価格:60g(2g×30包)/3,429円(税抜)
    ・販売方法:通信販売
    「優月美人」は、いつでもいつまでも美しく輝き続ける女性たちのライフスタイルを優しくサポートするブランドです。
      
    • 会社概要
    株式会社グラフィコ http://www.graphico.co.jp/
    1996年デザイン・企画会社として設立。大手化粧品メーカー、食品メーカーなどの商品企画、プロモーション企画、パッケージ/広告デザインにて培ったノウハウを武器に、2004年に自社商品を発売し、メーカーへと業態転換を行う。以降、女性向け商品を中心に多くのヒット商品を市場へ送り出している。

    =主力商品=
    健康食品「なかったコトに!」、漂白剤「オキシクリーン」、美容雑貨「優月美人 よもぎ温座パット」、化粧品「スキンピース」「フットメジ」など

    配信元企業:株式会社グラフィコ

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    (出典 news.nicovideo.jp)



    朝晩のひんやりとした空気に触れて身体がきゅっと縮こまること、ありますよね。季節が秋から冬へとたしかに歩みを進めているのだと実感させられます。11月も半ばになりそろそろ今年も終わりだなぁ、と心なしかそわそわとしてきませんか? 気がつけば根を詰めて肩や目が凝ったり、頑張りすぎて疲れたり、まだまだやることはたくさんありますよ。そんな時は、熱いお茶と甘いお菓子でひと休みしませんか? ダイエット中ですって!? 今はひと息いれてエネルギー補給をする時かもしれません。疲れた心と身体を癒してくれるお菓子のおはなしをしましょう。


    「なにかなあい?」誰にでもある甘い思い出

    子供の頃学校から帰って茶の間にいってランドセルを置きながら「なにかちょうだい!」「なにかなあい?」とおやつをねだったこと、ありますよね。おやつは楽しみで嬉しい時間。さつま芋がふかしてあったり、ジャムのついたパンだったり、おせんべいまんじゅう、団子と今思い出すと素朴なものだったなぁと懐かしく思います。今はもっともっと美味しいおやつがたくさん食べられます。いつの時代もお菓子は暮らしの中や働く合間のお楽しみでした。
    お菓子になくてはならない甘い砂糖は8世紀に、唐から奈良に渡って唐招提寺を開いた鑑真和上によって伝えられたという説があります。当時の宝物を納めた奈良の正倉院には、蔗糖が麝香(じゃこう)などの薬とともに記された文書があり、当時は高価な薬と考えられていたようです。
    大変高価な砂糖が庶民の口にも入るようになったのはいつのことでしょうか? それはずっと下った江戸時代、8代将軍徳川吉宗が砂糖造りを奨励して各地で白砂糖を作るようになったからなのです。琉球や奄美での黒砂糖の生産も増えたことからお菓子の文化はおおいに発展していきます。


    「金平糖」を贈られた織田信長が許したものは何?

    戦国時代天下統一をめざした織田信長は、京都でイエズス会の宣教師ルイス・フロイスと会見した時ガラス壜に入った「金平糖」を贈られたということです。
    金平糖」とはポルトガル語の[confeito]で砂糖菓子という意味だそうです。その頃の日本で砂糖はとても貴重な品ですから、初めてみる[confeito]を表す言葉さえなかったのでしょう。音をそのまま漢字に置きかえました。とはいえ「金平糖」はエキゾティックで魅力的な命名ではありませんか?
    信長といえば、伝来したばかりの鉄砲を積極的に使い、南蛮貿易を推奨し南蛮風の衣装を好んで着るなどして、新しい文化を取りいれることを厭いませんでした。誰でも自由に商売ができることを認めた楽市楽座を起こし、通行料を払わなければ通れなかった関所を廃止して人々が自由に行き来できるようにしました。物流を促進し商業を活性化したのです。革新的な政策を実践した信長は宣教師ルイス・フロイスキリスト教布教を許可します。天下人をめざした信長は、遠い異国からもたらされたガラス壜にはいった「金平糖」の向こうに、何を見ていたのでしょうか。


    ひと切れの「羊羹」に触発された文豪たちの美意識

    ずっしりと手に感じる重みはそのまま「羊羹」の充実した美味しさを表しているように思われます。夏目漱石は小説『草枕』のなかで
    「あの肌合が滑らかに、緻密に、しかも半透明に光線を受ける具合は、どう見ても一個の美術品だ。ことに青味を帯びた練り上げ方は、玉と蝋石(ろうせき)の雑種のようで、甚だ見て心持ちがいい。」
    青磁の鉢に入った羊羹を見つめまわす漱石の視線を、読み手にもたどらせます。これを読んだ谷崎潤一郎は『陰影礼賛』で、
    「かつて漱石先生は「草枕」の中で羊羹の色を讃美しておられたことがあったが、そう云えばあの色などはやはり瞑想的ではないか。玉(ぎょく)のように半透明に曇った肌が、奥の方まで日の光りを吸い取って夢みる如きほの明るさを啣(ふく)んでいる感じ、あの色あいの深さ、複雑さは、西洋の菓子には絶対に見られない。」
    と漱石が賛美した羊羹を谷崎ならではの言葉で羊羹にやどる光の有り様を綴っています。谷崎の目はさらに器から室内へと広がります。
    「だがその羊羹の色あいも、あれを塗り物の菓子器に入れて、肌の色が辛うじて見分けられる暗がりへ沈めると、ひとしお瞑想的になる。人はあの冷たく滑かなものを口中にふくむ時、あたかも室内の暗黒が一箇の甘い塊になって舌の先で融けるのを感じ、ほんとうはそう旨くない羊羹でも、味に異様な深みが添わるように思う。」
    ひと切れの羊羹に、かつて誰もが住んでいた日本家屋のほの暗さまでも集約させて味わおうとする谷崎の美意識の表現にことばを失います。

    甘い砂糖が身近になったことで、家庭では日々のおやつや節目の行事の菓子が充実していきました。古来はぐくんできた四季の自然の中に花鳥を愛でる心は、和歌や絵画、茶の湯、生け花などの文化から美しさを追究した菓子も生みだしていきました。日本にはどんな場面にもそれにふさわしい菓子があることに気づかされます。新しいものを取りいれ今あるものとコラボレーションさせながらさらに進化していこうとするエネルギー、素敵ですね。
    これから迎える冬そして新たな年には、たくさんの人といろいろなお菓子を味わいながら豊かな時をすごしたいものです。

    そんな時、熱いお茶と甘いお菓子でひと休みしませんか?


    (出典 news.nicovideo.jp)



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