生野菜が美味しい季節です。特に夏野菜は、水分たっぷりでみずみずしいのが特徴で、ビタミンやミネラルを豊富に含んでいるものが多く、熱がこもりがちなカラダをクールダウンさせるのにもぴったり。
すりおろしきゅうりが夏におすすめな理由
「きゅうり」も、ほかの夏野菜同様、豊富な水分と栄養素を含んでいます。
中でも、カリウムが多く含まれ、利尿作用も。体温を下げる効果や、むくみの改善に効果があるだけでなく、代謝促進にもつながります。
さらに、きゅうりに含まれるホスホリパーゼという酵素には、脂肪を分解する働きがあるといわれ、すりおろすことできゅうりの細胞膜が破壊され、より効率よく酵素を取り入れることができるのだそう。
これは、カラダのラインが気になる今の季節に聞き逃せないトピックです。
ただ、すりおろしきゅうりだけを、そのまま食べるには限界があります。そこで、普段の食事にプラスして、すりおろしきゅうりをもっと美味しく食べやすくなるようなアイデアレシピを3つご紹介します。
「すりおろしきゅうり」の作り方/レシピ
作り方は、大根おろし同様に、きゅうりをおろし金ですりおろすだけ。
大根よりも水分を多く含んでいて実が柔らかいので、簡単にすりおろせます。すりおろしたては、爽やかなきゅうりの香りがキッチンに漂いますよ。
すりおろしきゅうりアレンジ1:「もずく酢」にのせて
Photo: 大崎えりやもずく酢ひとり分に大さじ1~2のすりおろしきゅうりを合わせます。もずくに水分があるので、すりおろしきゅうりは適度に水分を切ってからのせましょう。
甘酸っぱいもずく酢のなかに、きゅうり青々しい香りを感じます。ヘルシーなもずく酢が、よりヘルシーに。もずくのネバネバには、免疫力を高める効果や胃腸の調子を整える効果があり、暑さによるカラダのダメージ回復に役立ちます。
ですから、きゅうりとのダブルの健康効果が期待でき、夏に必要な栄養素をバッチリおさえたメニューと言えます。
すりおろしきゅうりアレンジ2:「ツナマヨ」と合わせて
Photo: 大崎えりやツナ缶(小)一缶に、マヨネーズを大さじ2くらい加え、軽く搾って水気を切ったすりおろしきゅうりを、大さじ1~2ほど合わせて出来上がり。
大人から子どもまで、幅広く愛されるツナマヨ。まろやかなマヨネーズの味わいと、さっぱりしたすりおろしきゅうりの相性は抜群。パンにも、ご飯にも合う一品です。
すりおろしきゅうりアレンジ3:「納豆」に混ぜて
Photo: 大崎えりや納豆1パックに、付属のタレを入れます。そこに、大さじ2~3のすりおろしきゅうりを加えて混ぜ合わせたら出来上がり。
納豆の粘りに、すりおろしきゅうりのみずみずしさが加わって、より食べやすくなります。
そのままで、おかずとしても、醤油をほんの少し垂らしてご飯にのせても美味しいです。清々しい夏の朝にピッタリではないでしょうか。
きゅうりは、味噌や塩を付けてそのままかぶりつくだけでも、美味しいですが、さらにカラダスッキリを目指すなら、こんな風に少しだけ手を加えて、すりおろしてみるのも◎。ぜひ、お好みのアレンジを楽しんでみてください。
(出典 news.nicovideo.jp)