おいしくて栄養豊富な「サバ缶」。なぜここ数年で人気が高まっているのでしょうか。もともとサバといえば定食屋や居酒屋でおなじみの大衆魚で、男性を中心に好まれていました。
しかし、ここ数年、栄養価の高さや美容効果が着目され、女性のファンも増えてきています。男女問わず支持されているサバ缶の魅力に迫ります。
■サバ缶には良質な栄養成分がいっぱい!
サバなどの青魚にはDHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)が豊富に含まれています。DHAもEPAも人間の体内ではほとんど作ることができない必須脂肪酸の一種で、悪玉コレステロールを減らし、血流を促す作用があります。血圧が気になる人には、積極的に取り入れてほしい食材です。
■生よりも栄養価が高い理由とは?
サバの缶詰は、生魚に比べて栄養価が高いことをご存知でしょうか。100gあたりに含まれているDHAの量を比べたところ、生魚が970mgであるのに対し、缶詰は2636mgという結果でした。
その秘密は、缶詰の製造工程にあります。缶詰のサバは、旬の時期に水揚げされたものを、とれたての状態で真空調理しているため栄養価が高いのです。
■サバ缶は安全で経済的
サバ詰は長期保存が利くので「保存料を使っていそう」「身体に悪いのでは」と思っている人も多いかもしれませんが、実は違います。サバ缶が長期保存できるのは、高温高圧殺菌を行っているからです。食品衛生法の定めにより、保存料や殺菌料といった添加物は使用されていません。
また、旬の食材が多く出回る時期に大量に買い付けるため、価格も抑えられています。サバ缶を利用して、身体に必要な栄養を補いましょう。
(出典 news.nicovideo.jp)
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