早くもバレンタイン商戦向け新商品 | ニコニコニュース



鎌倉に本店を置く生チョコレート専門店「ca ca o」は、2018年のバレンタイン商戦に向けて同店の主力ラインナップ「小町通りの石畳」シリーズの新商品を発表した。


カカオ分36%のホワイトチョコにフランボワーズのピューレと果肉を混ぜた「小町通りの石畳 フランボワーズ」と、カカオ分45%のミルクチョコにパッションのビューレをブレンドした「小町通りの石畳 パッション」は、バレンタイン時期の期間限定商品。フラミンゴがデザインされた限定ボックスに詰められる。


また、「小町通りの石畳 ソイカカオ」は、カカオ分47%のビターチョコにコクの強い豆乳クリームを混ぜた一品。後味が残りすぎないよう工夫された豆乳クリームは生クリームと違って揮発性が少なく、口に入れたときにカカオの風味が際立つのだという。砂糖不使用でありながら豆乳の甘みとカカオの香りや苦味のバランスが絶妙で、今年フランス・パリで開催された「サロン・ド・ショコラ」に出品され、好評だったそうだ。


一方、「小町通りの石畳 雪男」は男性でも楽しめるフレーバー。カカオ分45%のミルクチョコに創業300年を迎える酒蔵である青木酒造の日本酒「純米酒 雪男」を合わせている。ミルクチョコレートのまろやかさと日本酒らしいキレのバランスがとられた一品だ。


代表の石原紳伍さんによると、「ca ca o」はコロンビアにある自社農園でのカカオの生産・加工からカカオの品質にこだわったチョコレートづくりを手掛けており、現地生産者とチョコレートを口にする生活者をつなげることを意識した商品企画を行っているという。


今回のバレンタイン向け商品では、「フランボワーズ」と「パッション」に採用したフラミンゴの箱が、世界で最も多い種類の鳥が生息していると言われるコロンビアの生物多様性を表現しているそうだ。

ちなみに、コロンビアでは今夏の雨が少なく、カカオが豊作だったという。「甘くて香りの良いカカオが生産できた」と石原さんはコメント。中でも、今年は品種改良によって珍しい紫色のカカオ豆を生産できたのだそうで、今回発表されたバレンタイン向け商品にも使用されるという。


今回発表されたバレンタイン向け商品は2018年1月10日から、「ca ca o」の鎌倉本店、ルミネ新宿店、大船ルミネウィング店で販売。また、阪急、西武、そごう、伊勢丹、三越、東急、大丸、松坂屋、高島屋、松屋銀座、羽田空港第1ターミナル、ルミネ新宿などのバレンタイン商品特設売場でも販売される。

なお、12月からはANAの国際線ファーストクラスのプティフールとして「ca ca o」のチョコレートが提供されるほか、来年1月にはJR鎌倉駅前の東日本銀行鎌倉支店の移転後跡地をリノベーションした新店舗「チョコレートバンク」をオープンするとのことだ。


(出典 news.nicovideo.jp)