味の素KKが進めているプロジェクト「ラブベジ(R)」と、東海の人気ラーメン店が集結する名古屋麺友会がコラボしたイベント「ラブベジ麺」が3月25日(日)まで開催中だ。

■ 味の素が提案する一大プロジェクト「ラブベジ(R)」

「ラブベジ(R)」とは、Love(愛)+ Vegetable(野菜)の造語で、厚生労働省策定の国民健康づくり運動「健康日本21」が推奨する1日の野菜摂取量350ℊを目標に、1日あたり350ℊ以上の野菜摂取を目指す人々を後押しする活動のこと。

活動のきっかけは、日本人の多くが摂取目標量に達せず、まだまだ野菜不足なのが現状だったことから。厚生労働省が行っている国民健康・栄養調査によると、全国平均の摂取量は288ℊ(平成24年度)で、中でも東海エリアは少なく、特に愛知県は241ℊと全国最下位!そんな状況を変えるべく、摂取量アップを目指してプロジェクトを立ち上げたそうだ。

過去には、名古屋の地元大学の学生などと協力してレシピを考えるなど、着々と活動を進めている「ラブベジ(R)」。今回の企画「ラブベジ麺」は、東海エリアの人気ラーメン店が集まる団体、東海麺友会とのコラボになるが、野菜がたくさんとれるイメージの少ないラーメンとあえて組み合わせることで、野菜をあまり食べない人への意識改革や野菜を摂取することの大切さなどを訴求している。参加店舗は、名古屋市北区の人気店「豚そば ぎんや」など全12店舗で、各店主が野菜をテーマに考案した個性豊かなラーメンばかり。その中から気になるラーメンを3つ紹介するぞ!

■ 東海の人気ラーメン店が野菜をテーマに考案した、野菜満載の限定麺

まずは、行列のできる名古屋市北区のラーメン店、「豚そばぎんや」の「シャキシャキ胡麻ラーメン」(780円)。同店が誇る豚骨スープとゴマペーストで作った担々麺タイプのスープは、万人が楽しめるよう辛さは控えめ。「濃厚なゴマの香りとテイストを楽しみつつ、生野菜でさっぱりと味わえる一品です。野菜がいっぱい食べられますよ」と代表の落合さんが語る通り、白髪ネギやニンジン、キュウリなどの生野菜が約100ℊもトッピングされる。一見多そうに思える量だが、こってり味のスープに浸した生野菜をあっという間に完食してしまう人が続出!1月中旬からの発売だが、早くも好評を博している。ランチタイム、ディナーライム共に限定数なし。

次は、名古屋市守山区の人気店、「和田屋.」の「ベジ塩タンメン」(880円))。店主の和田さん曰く、「野菜と言えばタンメンのイメージ(笑)。ラーメンメニューの中でも野菜との相性抜群なタンメンをチョイスしました」。その言葉通り、鶏ガラと野菜で作るスープをベースに、塩でまとめたシンプルなテイストで、タマネギや白菜、ニンジンなどの野菜が持つ甘味をちゃんと感じられる一杯になっている。さらに、味変アイテムとして店でも人気の辛ミンチもトッピング。「野菜とスープの甘味を楽しんだ後は、辛ミンチと一緒に食べてもらい、和田屋.流のタンメンも味わってください。ご飯にも合いますよ」と和田さん。優しい味わいのラーメンに辛ミンチが融合したことで、ご飯も欲しくなるようなパンチの効いた一杯にもなる。こちらはランチタイム、ディナータイム共に限定各10食。

最後は、愛知県大府市の評判店、「麺の房 晴レル屋 総本店」が手掛ける「カニ味噌そば」(980円)。カニ味噌とコンブやシイタケなどからとった和ダシなどで作る、塩テイストのオリジナルダレがポイントのまぜそばだ。具は、タマネギや紫タマネギ、水菜などの野菜と、チャーシュー、きざみのりなどで、見た目も豪華な一品。代表の和田さんにメニューについて聞いてみると、「総本店では、月替りの限定メニューを提供しているのですが、以前、カニ味噌を使ったまぜそばを作った際、大変好評でしたので、その味をブラッシュアップし、ラブベジ麺に昇華させてみました」とのこと。粉チーズを加えたりして以前よりもコクとまろみが増し、旨味もアップしたそうで、ひと口食べると口いっぱいに広がるカニ味噌の豊かな香りに悶絶必至となること請け合い。ランチタイム、ディナータイム共に限定各10食なので、食べたい人は早めに行くことをオススメしたい。

どの店も3月25日(日)までは必ず販売されるほか、店舗によっては材料の状況により、3月いっぱいまで販売する店も!イベント開催中でしか味わえない限定麺ばかりなので、ぜひとも12店舗全制覇を目指して、ラブベジ麺巡りをしてみよう。

ラブベジ麺は見た目も華やかなラーメン多し!


(出典 news.nicovideo.jp)