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西日本では雪が降るなど、まだまだ寒い日が続いている。こんな時こそ、やっぱり温かい食事で体の中からぽかぽかにしたい…と思うもの。

食材や食べ方の工夫で、大きく差が出るんだとか。

■体を温める食材が大事!

しらべぇ編集部が全国20代〜60代の男女1,328名を対象に「冬に食べる食材」について調査したところ、全体の40.9%は「体を温める食材を意識して摂っている」と回答。

しかし、自分で料理をする人が多い女性と男性では、かなりの差が生まれているのだ。

(©ニュースサイトしらべぇ)

男性は3割前後なのだが、女性は20代でも4割越え、60代になると6割を超えている。おばあちゃんの知恵袋のように「これを食べると、ぽかぽかする」という知識が脈々と受け継がれているのかも。

「冬は、なんにでも生姜をたっぷり入れます。食べた瞬間から、ずーっとぽかぽか」(40代・女性)

「冬野菜を意識して食べています。根菜類はお鍋やスープに入れると、とろとろで甘くて本当に美味しい。さらに体も温まるので、一石二鳥ですね」(60代・女性)

■どんなものを食べるの?

では、みんなどんな食材を食べているのだろうか。冬が旬の代表的な野菜・果物から選んでもらったところ、一番人気は「だいこん」。

(©ニュースサイトしらべぇ)

おでんに、ポトフに、味が染みただいこんは美味しいもの。ほかにもビタミンがギュッと詰まったみかんや、甘くて美味しいかぼちゃなどが人気なようだ。

■「食事で体を温める」3つのポイント

では、どのような食事がおすすめなのか。管理栄養士の鶴田麻里子先生に「食事で体を温める」ポイントを教えてもらった。

(1)「体を温める」食材を選ぶ

「1つ目は、冬が旬の食材を食べること。旬は、食品自身が持つ栄養価を最も高めてくれますよ。

2つ目は、たんぱく質て。たんぱく質は、食べた後に体温を上げてくれる栄養素なんです。そのため、毎回の食事にお魚、大豆製品、お肉、卵、乳製品などを食べるようにしましょう。

他にも、生姜やにんにくもオススメです。生姜は、加熱することで血流を改善させる効果があります し、にんにくは強い殺菌作用があるため、風邪の予防にも一役買ってくれます」

(2)温かいものを食べる

「体の中に冷たいものが入ると、体は冷えやすくなります。そのため、鍋やスープのように温かいものを食べるようにしましょう。

野菜やキノコ類は、加熱することでカサが減るので、たっぷり取れるのも嬉しいですね。ビタミンやミネラルが溶け出したスープを一緒にとれば、その恩恵が一層得られるはずですよ」

(3)欠食しない

「忙しいから、寝坊したから朝ごはんはいいや…というように、食事を抜いてしまう人もいると思います。しかし欠食をすることで、体温上昇の機会が奪われてしまうんです。

忙しい時にはおにぎりやヨーグルトといった捕食を取り入れるなど、食事を抜かない工夫をしましょう」

寒いからこそ、温かい食事をしっかり食べて、体の中からぽかぽか・元気に過ごしたいもの。家族みんなで食べれば、体も室内も温まってウォームビズにもつながるんだとか。

毎日の食事でぽかぽかに! 押さえるべき3つのポイントとは?


(出典 news.nicovideo.jp)