FPやフードコーディネーターなど、多彩な資格を持つ武田真由美さんが「体の内側からきれいになる」を目指すための節約レシピを紹介する連載「エイジングケアは安くおいしく! 」。今回は冷蔵庫や棚に眠っていがちな乾物を活用したレシピをお届けします。
○食品の在庫チェックをしましょう!

皆さん、こんにちは! 武田真由美です。

3月も残すところあと少し。4月から新生活がスタートする方も多いでしょう。新年度は、いろいろなことを仕切り直してスタートするのピッタリな時期です。

例えば、家計管理もその一つです。「新年のスタートである1月からやりくりを始めたけど、なんとなくうまくいっていない気がする」……。そんな不安が頭をよぎりだすのが3月だと思います。ここで続けられるかどうかがポイントなので、思い切って4月からリスタートして「やりくり」にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

食費のやりくりをするときは、まず食品の在庫が多くないかチェックしましょう。例えば、使いきれていない乾物はないでしょうか? まずは家にあるものを食べきることを心がけてみましょう。

乾物で使いきれないものの一つに切り干し大根があります。切り干し大根は、大根と比べてカルシウムや鉄、さらには食物繊維も豊富に含まれています。栄養価が高いだけでなく、風味・うまみが凝縮されているのも嬉しいところです。今回は、そんな切り干し大根で炒め物をつくって、おいしく食べきりましょう。

では、つくり方です。
○切り干し大根とにんじんのごま炒め

材料(2人分)

切り干し大根 20g / にんじん 1/2本 / ごま油 大さじ1 / めんつゆ(3倍濃縮) 大さじ1 / いりごま 大さじ2

つくり方

1.ボウルに水と切り干し大根を入れて15分ほど置き、水戻しをしてしっかり水気を絞る。にんじんは細切りにする。

2.フライパンにごま油を熱し、1のにんじんを炒め、しんなりしてきたら水気をきった1の切り干し大根を加えて炒める。

3.2にめんつゆを回しかけて炒め、仕上げにいりごまを加えて手早く全体になじませる。

材料費は1人あたり49円(調味料は除く・底値で計算)とリーズナブルさも抜群です。なお、1の工程で水戻しをした際の水気はだし汁に使えるので、おみそ汁などもう1品つくるときに役立てて使うとよいでしょう。

切り干し大根といりごま、使いきれずに乾物の中にありませんか? 在庫チェックして使いきっていきましょう。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
 



(出典 news.nicovideo.jp)