「ミニカップ『ダブルチーズケーキ』」
4月24日発売
294円

期待を裏切らない
本格的なアイスケーキ

 チーズケーキ味のハーゲンダッツなんて悪かろうはずがないんですよね。はい優勝。ごちそうさまでした。

 あやうく、記事が一行で終わってしまいそうになった。さすがにそれでは怒られてしまうので続ける。でも、それぐらいおいしいというか、うまくできているな、と思ったわけで。

 そんなオススメアイスが、ハーゲンダッツ ジャパン「ミニカップ『ダブルチーズケーキ』」だ。4月24日から期間限定で発売中。価格は294円。バタークッキーを混ぜ込んだ濃厚でコクのあるベイクドチーズケーキアイスクリームに、レモンの酸味がきいたレアチーズケーキアイスクリームを重ねた、二層構造のアイスクリームになっている。

 リリースでは「食べ進めるにつれ味わいと食感の変化を感じ、2種類のアイスクリームのコントラストを楽しめる、ぜいたくな味わい」とうたっているが、まさにその通り。二層構造のアイスのそれぞれが完成度が高く、一緒に口に入れたときのバランスも考えられている。

 まずは1層目のレアチーズケーキアイス部分。クリームチーズを使用したしっかりしたコクと、レモンの酸味のバランスは、さすがハーゲンダッツ。安っぽくない。上等なアイスケーキ……と書いてしまうと安易と思われるかもしれない。でも、やっぱり、安い感じがないのはすばらしいと思う。

 2層目のベイクドチーズケーキアイス部分はカマンベールとチェダーチーズをブレンドし、バタークッキーも入っている。これまた、よくできているのだ。チーズの味わいがありつつ、塩気もほどよく効いている。ほろほろとしたクッキーもちゃんと感じられる。味(塩気)も食感(クッキー)も、1層目の甘さに対するアクセントになる……だから、ここだけを食べてもおいしいし、レアチーズケーキ部分と一緒に口に運べば、舌の上で豊かな味わいが広がるわけだ。

 チーズケーキのテイストを活かしつつ、甘すぎない、しつこくない。塩気と酸味も上品。単調にならず、味にメリハリがある。おいしいアイスを食べたなあという満足感。ハーゲンダッツらしい完成度にまとめた、みごとに本格的なアイスケーキだ。ブラヴィッシモ!

 今回は家電担当の盛田さんと、グルメ担当のナベコさんにも感想をうかがった。

 盛田さん「本格的で驚きました。チーズが強い! 甘さがくどくない! 大人のチーズケーキという感じ。お酒にもあいそう。ちゃんとしたお皿で出されたら老舗洋菓子店のアイスケーキと思うかも。飛行機の機内食でデザートにこれが出てきたら感動する」

 ナベコさん「思い浮かべたのは、結婚式の披露宴のコース料理の最後に出るアイスケーキ。なんでしょうね、この上質感。シェフが手がけた『ちゃんとしたスイーツ』のようなのです」

 「上の層は酸味がある爽やかなチーズアイス。舌にさっと溶け、余韻を残します。下の層は濃厚なチーズの味。ベイクドチーズケーキのような、ほろっほろっとした質感が本格的です。二層にわかれていることで、コクと軽やかさが絶妙。ハーゲンダッツの世界観で絶妙にチーズのおいしさが引き出されていますね。レベルが高いなあ」

 コンビニやスーパーなどで300円前後で買えるちょっといいアイスとして、ほんとうにすばらしいものだと感じた。さすがハーゲンダッツ。期待を裏切りません。優勝。以上です。オススメ。


ハーゲンダッツ「ダブルチーズケーキ」優勝! 優勝~!!


(出典 news.nicovideo.jp)