野菜に含まれるビタミンCは調理することで減ってしまう?


夏野菜はビタミンCが豊富!減らさずに効率よく食べる方法とは?

「ビタミンCは水や加熱に弱い」と聞いたことはありませんか? これはビタミンCは水溶性で水に溶けやすく、熱に弱い性質を持つためです。とは言っても、野菜を水に15分さらしてもビタミンCの保有量はそこまで変わらないのだとか。汚れを落とすために短時間洗うくらいは問題ないようです。 茹でた場合も、茹で時間に比例してビタミンCはお湯に溶け出しますが、お味噌汁など茹でて溶け出たビタミンCをスープとして摂れる調理法にすることで余すことなくビタミンCを摂ることができます。 そして、ビタミンCの栄養素は加熱に弱いとも言われていますが、煮ても壊れないのだそうです。しかし、炒めたものや揚げたものを保存しておくと、ビタミンCは酸化するので、作り置きには適していないようです。 ビタミンCを減らさずに食べたい場合は、水や加熱よりも酸化に気をつけた方が良さそうですね。


野菜のビタミンCを減らさずに食べる方法!


夏野菜はビタミンCが豊富!減らさずに効率よく食べる方法とは?

野菜のビタミンCを減らさずに食べるる方法をいくつかご紹介いたします。 【野菜のビタミンCを減らさず効率よく食べる方法】 <収穫後の野菜をなるべく早く食べる> 野菜は収穫後、酸素に触れることで酸化していきます。地元でとれた野菜を購入してすぐに食べると良いのだとか。 <7〜10度の低温で保管> 野菜は収穫されてからも呼吸を続けており、それが酸化する原因となっているので、ビタミンCを減らさないためには呼吸を抑える必要があります。夏野菜は7〜10度の低温で保管することで、酸化を抑えられると言われています。 <作り置きしない> 保存中に酸化するので作り置きせずに、調理したらすぐに食べるのが◎。 <調理時間を短く> 水にさらす、茹でる、撹拌するなど調理時間を短くすることでもビタミンCの減少を抑えられます。 <スムージーを作る場合はレモン汁をプラス> ビタミンCは酸性の環境だと安定した状態になるため、生野菜・果物で作るスムージーはレモン汁を5、6滴入れることでビタミンCの減少を抑えられると言われています。その場合も撹拌時間は1分程度に留めるのが良いそうです。 ビタミンCを減らすことなく効率よく食べたい場合は、酸素や水に触れる時間を短くし、早く食べると良さそうですね。 いかがでしたか?この夏は旬の野菜から摂れるビタミンCをしっかり補給して、元気に過ごしましょう!



(出典 news.nicovideo.jp)