そこで今回は、おいしい美容野菜「にんにくの芽」の魅力と、風邪予防にもなる鍋の作り方をご紹介したいと思います。
◆にんにくの芽って何?
「にんにくの芽」とは、私たちが日ごろ食べているニンニク(※)の“茎”にあたる部分。言葉通りの“芽”とは違い、“茎ニンニク”と呼ばれ、スーパーなどでも1袋100円前後で売られています。
※私たちが日頃から食べているニンニクは、葉っぱの根本にくっついている球状部分“りん茎”にあたるところ。玉ねぎやらっきょう等もおなじ部位。
この部分は、ニンニクよりも、控えめで品のある香りが特徴であり、シャキシャキとした食感と甘味が魅力的なので、炒め物の食材として使われることが多いようです。でもこの野菜、炒め物だけに使うのはもったいないくらいの栄養価なのです。
◆ダイエットと美容に最適! その栄養価とは?
にんにくの芽に豊富な栄養素は主に次の4つ。アンチエイジングやダイエットの他、アリシンが持つ殺菌力により、風邪予防効果まで期待できます。
●β-カロテン、ビタミンC⇒アンチエイジングに
茎部分は緑黄色野菜に分類され、抗酸化作用の強いβ-カロテンや、美肌づくりに欠かせないビタミンCが豊富に含まれる。
β-カロテン 710μg
ビタミンC 45mg
●食物繊維⇒ダイエットに
ダイエットや便秘対策にもなる食物繊維が豊富。
水溶性食物繊維 3.1g
不溶性食物繊維 0.7g
●アリシン⇒ダイエット対策&風邪予防に
にんにくやネギなどに含まれる成分で、糖質代謝に関わる「ビタミンB1」の吸収率をアップする効果を持つ。また、強い殺菌作用があるため、風邪予防にもなる。
※含有量は不明
では最後に、この「にんにくの芽」をたっぷり使った“風邪予防鍋”をご紹介しましょう。
◆必ず入れたいのは、にんにくの芽、生姜、ネギ
作り方は簡単です。いつもの鍋材料の中に、ニンニクの芽、生姜、ネギをたっぷり加えるだけ。これらの食材との相性や、風邪予防にはある程度の脂質も必要であることをふまえると、豚肉を使ったお鍋がオススメです。
にんにくの芽が持つ食感や、スープに染み出る華やかな香りは、一度体験したら病みつきになるでしょう。また、残ったスープで作る雑炊や麺は、格別です。
手軽に冬美容、冬ダイエットを叶えてくれる「にんにくの芽」。気になる人は、是非お試しください!
(出典 news.nicovideo.jp)
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