気がつけば8月も間もなく終わり、9月がやってくる。まだまだ暑い日が続くものの、ふと秋の気配も感じ始める時期に差し掛かってきた。中国メディア・東方網は21日、秋の日本に行ったら必ず食べるべき、5つの食材を紹介する記事を掲載した。

 記事は、日本には「収穫の秋」という言葉があり、秋はおいしい食材が多く出揃う、グルメ好きにはたまらない季節であることを紹介。その中で特に日本の秋を代表する食材5種類を「必ず食べるべき」として挙げている。

 1つめは、サンマだ。秋の漁獲を代表する食材であり、手ごろな価格から古くより庶民に愛されてきたと紹介するとともに、栄養豊富で血栓を防ぐEPAや脳に有益なDHA、さらに鉄分などを摂取することができるとした。そして、塩焼きや刺身、寿司とシンプルな調理で食べるのが最もおいしく、油がたっぷりと乗った味わいは一度は試してみる価値があるとした。

 2つめに挙げたのは、マツタケである。芳醇な香りがマツタケ最大の魅力であり、直接あぶって香りとうま味を堪能するのが王道だと説明。また、マツタケ炊き込みご飯も代表的なマツタケ料理であり、米飯全体がマツタケの香りを吸収し、最高級のごちそうになると紹介している。

 3つめは、スイーツにも料理にも使われる栗だ。料理では栗ご飯が最もポピュラーで、ほのかな甘みのあるほくほくとした食感がおいしいとした。また、スイーツでは日本の和栗で作るモンブランを「他国では手に入れられない味だ」と評した。

 4つめは、秋を代表する果物の柿。独特の渋みと甘さ、豊かな水分を持つ食感は日本人に広く愛されており、ビタミンミネラルも豊富であるとした。その食べ方は、皮をむいて直接食べるのが一般的だが、メロン同様生ハムとの相性も抜群だと伝えている。

 最後に挙げたのは、銀杏である。独特の苦み、そして弾力のある食感が魅力であり、多くの居酒屋おつまみとして供されると紹介。特に滋養強壮の効能があるため、夏の暑さでくたびれた体を回復させるのにぴったりな食材だとした。

これを食べなきゃ秋の日本は語れない、5つの食材=中国メディア 


(出典 news.nicovideo.jp)