キャンプ朝ごはん缶詰レシピです。確かに缶詰を使えば時短になるし、手間も掛からず便利。でも食べ終わったら空き缶が残ります。持ち帰るのが面倒じゃないですか?

いえいえ、どうせビール空き缶とかワイン空き瓶とか出るし。一緒に持ち帰ればいいんです」と博士。えーと、例えがすべてお酒ですよ?

「缶に残った汁もパンに吸わせて食べればきれいになります。切り口でケガをしないよう、箸やフォークを使ってくださいね」とのご注意もいただきました。

○珍しい料理も缶詰なら缶た~ん!

缶詰を使ったキャンプだから“缶プ”。大事な言葉なので今週も言わせていただきました。
缶プのいいところは珍しい料理も食べられること。例えば、イタリアはフィレンツェの名物料理・トリッパのサンドイッチなんかも食べられるのだ。

トリッパは牛の胃(ハチノス)をトマトソースで煮込んだもの。フィレンツェの街角では、熱々のトリッパをパンに挟んで売っている。そんな珍しメニューも、明治屋の「おいしい缶詰・牛トリッパとオリーブトマト煮込み」があれば缶た~ん!

○お湯は再利用

まずはトリッパ缶を湯せんで温める。あらかじめ缶をきれいに拭っておけば、お湯はあとでコーヒーや紅茶に使える。あるいは洗いものに使ってもいい。キャンプでお湯は貴重であります

○1缶で2人分

トリッパ缶が温まるまでのあいだに、パンに切り目を入れておく。うまいこと切れなくて真っ二つになっても問題なし。

小さめのパンを使えば、1缶で2人分が作れますぞ。

○モツ臭は極小

そうこうするうちにトリッパ缶が温まったので開缶。熱湯に5分も浸けておけばOKだ。トマトの甘酸っぱい匂いとオリーブの実の匂い、そしてほんのりモツ臭。このモツ臭はかなり薄く、モツ好きからすれば物足りないかもしれない。それほど肉の下処理を丁寧にしているわけだ。

○缶汁も忘れずに

トリッパをパンに乗せる。具を乗せ終わったら、美味しい缶汁もぬかりなく掛けてやること。そのせいでパンがぐしょぐしょになってもよし。フィレンツェでもそんな風にして売っております。

トマト味が染みてる

かくのごとし。野外とは思えないほど本格的な料理感が出ております。冷めないうちにかぶりつくと、香ばしいパンの奥からトリッパのうま汁がじゅっと湧き出てくる。トリッパの歯応えはさくさく&ムニムニで、簡単に噛みきれるのは缶詰ならでは。

トマト味が中まで染みてて、思わず朝から「ウマー!」と叫びそうになる。イタリアかぶれの人なら迷わず「ブォーノ!」と叫びましょう。

缶詰情報
明治屋/おいしい缶詰・牛トリッパとオリーブ 90g
価格500円(税別)
明治屋ストアーやオンラインショップなどで購入可



(出典 news.nicovideo.jp)