この春、おさえておきたいダイエットフード



注目の「豆腐プロテイン



 少しずつ暖かくなり、そろそろ体型が気になりはじめている人もいることでしょう。コロナ太りも相まって、体重増加に悩む声も聞こえてきます。しかしそうは言っても、マスクを外しての運動もしにくいですから、どうにかして“食事面”で工夫をしていきたいところです。


 なるべく無理なく、美味しいものを食べながらダイエットしたい! そんな願いを込めて今回は、最近注目されている、今日からすぐに実践できる「ダイエット食材」を3つ厳選してご紹介。どんな効果が期待できるのか、わかりやすくご案内してみたいと思います。


◆① カニカマボコ
カニカマに含まれる“速筋たんぱく質”を食べ続けると、筋肉が増える!



 日本を代表する食材として、長く愛されているカニカマですが、その魅力は低カロリー・高たんぱく質・低脂質だけではありません。カニカマの主原料となる“スケソウダラ”という魚には「速筋たんぱく」と呼ばれるたんぱく質が豊富で、65歳以上の女性19名が毎日4.5グラム(カニカマ約5本分)を3ヶ月間食べ続けるだけで、特別な運動なしに速筋が増えたという研究データ(※1)が発表されています。速筋は、肥満や体のたるみ、冷え性に関わる筋肉なので、ダイエットを考える上では超大事であることを覚えておきましょう。


 また、理想的な筋合成のためには、朝昼晩と均等にたんぱく質を摂取することも重要で、いつもの食事にカニカマプラスするなど、“カニカマちょい足し”がオススメです。



ソーセージホットドッグを作るより、たまごカニカマで作る「かに玉ドッグ」がオススメ



※1 タンパク質も選ぶ時代へ 効率よく『速筋』を作るスイッチタンパク質にあり!(日本水産公式サイトより


◆② レモン
●大さじ1のレモン汁が血糖値の急上昇を抑制し、太りにくい食事に!



 ビタミンCクエン酸が豊富なイメージのある美容柑橘「レモン」ですが、健常な20~30歳男女12名を対象とした研究により、レモン果汁15グラム(大さじ1)を米飯より前にとると食後の血糖値の上昇を抑えることができたというデータが発表されています。


 血糖値の上昇を抑えられるということは、太りにくい食べ方であり、ダイエットに有効なのは明らか。なぜレモン汁が? という細かいしくみの解明は今後の研究に期待とのことですが、食前にレモン水を飲むなどして実践することはできそうですよね。


 ちなみに、生レモンは高くて継続しにくいという人は、市販のレモン果汁や冷凍レモンでも代替が可能だそうです。レモンは生じゃないと意味がない、という時代ではなくなりつつあります。



市販のレモン製品を賢く利用すれば、レモンダイエットが手軽にできそう


◆③ 豆腐バー&豆腐プロテイン
●植物性たんぱく質を増やして美ボディづくりに。肉や米の代わりに食べるダイエット食に!



ネクストサラチキ(サラダチキン)”としてセブンイレブンで大ヒット中のアイテムがあることをご存知でしょうか? その名は、「豆腐バー」。2020年11月発売後10週間で120万本の大ヒットとなり、2月には新味“柚子胡椒味”が登場しています。


 なぜこの豆腐バーが良いのかという理由は、「植物性たんぱく質を手軽に効率よく(通常の豆腐を200%に凝縮)摂取できる」点にあります。たんぱく質は動物性と植物性の2つに分類され、動物性は筋肉の合成を促進、植物性は分解を抑制すると言われていますが、現代人は動物性ばかりに偏りがち(動物性:植物性=2:1程度)。マウスを使った徳島大学の研究(※3)では、動物性と植物性のたんぱく質(大豆たん白質・ホエイたん白質)を1:1の割合で摂ったところ、筋たんぱく質の分解が抑制されたという報告があります。


 ダイエットを考える上で最重要とされるのがたんぱく質ですから、植物性たんぱく質を意識して摂取することは、健やかな体作りには欠かせないと言っても過言ではありません。


 ちなみに、豆腐バーの他に、“豆腐プロテインシリーズ”も登場。お米やお肉の代わりに豆腐を食べることで、低カロリー&低糖質にもつながってダイエット度もアップすることでしょう。



ごはんや肉の代わりに取り入れれば、ダイエット食として大活躍



市販のレモン製品を賢く利用すれば、レモンダイエットが手軽にできそう


(出典 news.nicovideo.jp)