生でサラダにしたり、ハンバーグ生姜焼き、炒めたり、煮込んだり、ジャンルを超えてあらゆる料理に幅広く活用できる玉ねぎ

血液がサラサラになるというのは、皆さんもご存知かと思います。

その玉ねぎを使うとき、玉ねぎの皮をどうしていますか?

おそらく玉ねぎの皮は剥いて捨ててしまう方が多いかと思いますが、実は玉ねぎの皮には栄養分がたくさん詰まっています。


まず、涙が出る素「硫化アリル」

玉ねぎを切った時に、目や鼻にツンと来る正体がこの硫化アリル。

料理の時には涙が出てしまってやっかいですが、実はかなり栄養価の高い成分です。

独特の香りの素「アリシン」

アリシンとは、にんにく長ネギといったユリ科だいこんわさびといったアブラナ科の野菜にも含まれている成分。

確かにどれも独特な香りがあります。

玉ねぎの苦味の素「ケルセチン」

実は、玉ねぎの実の部分より皮の方が、約30倍も含有量が多く、抗酸化作用をもち、活性酸素を取り除く働きがあります。


玉ねぎの皮に期待できる効能には以下があると考えられています。

・血圧・血糖値・コレステロール値を正常に保つ
・血液をサラサラ効果
・抗酸化効果
・老化防止・アンチエイジング効果
・美容、美肌効果
・デトックス効果
ダイエット
・便秘解消
アレルギー症状・花粉症予防改善
アトピー性皮膚炎改善
・がん予防



そして私たちにとって身近な「生活習慣病予防」にも役立つと言われています。

玉ねぎの皮に多く含まれるケルセチンは血管壁をカバーし、コレステロールの付着を防ぎ、また血管壁にこびりついているコレステロールを剥がして血管内を綺麗にします。

わたし達の誰もが加齢と共に血管が硬くもろくなり、その機能が低下していきます。

しかし血管は他の臓器に比べ非常に早く(約1ヶ月)若返ることもわかっています。

もちろん、玉ねぎの皮をそのまま食べるのが最も効果的ですが、にがくてなかなか食べられないし、口臭が気になるかと思います。

そこで、様々な玉ねぎの皮の美味しい食べ方についてご紹介します。

玉ねぎジュース

玉ねぎ玉ねぎの皮を透き通るまで弱火で10分前後煮ます。

その後、500ccの水とあわせてミキサーで混ぜます。ハチミツやオリゴ糖などをいれると、より飲みやすくなります。

玉ねぎスープ

水を入れた鍋に、玉ねぎ玉ねぎの皮を入れて弱火で5分ほど煮て、その後、コンソメを入れてよく混ぜたらできあがりです。

こちらの方が玉ねぎジュースよりもポピュラーで飲みやすいかもしれません。

玉ねぎの皮茶

玉ねぎの皮茶の作り方は本当に簡単です。

洗った玉ねぎの皮を10分煮出せば、すぐに玉ねぎ皮茶ができます。

渋みが出ますので、煮だす時間を調整してみてください。はちみつや塩コショウを追加して味を調整して下さい。

いかがでしたか?

玉ねぎの皮をいかに活用して、生活習慣の改善に役立てるかを考えてみるのも楽しいかもしれません!

ぜひご紹介したレシピも活用してみてくださいね

ちなみに私は味噌汁を作るときに、玉ねぎの皮でだしをとっています!

このように生活習慣を改善すること、あるいは日々の老化など様々な要因で自分の身体の状態は、常に変化しています。

どのように変化しているのかを把握しながら、健康管理を行うことで病気になるリスクは、ぐっと下げることが出来ます。

玉ねぎの皮、まさか捨ててる?玉ねぎの皮には栄養がたっぷり!


(出典 news.nicovideo.jp)