農林水産省によると2019年、全国の柿の収穫量は約20万トンで前年並みとなった。都道府県別の収穫量割合は、和歌山県21%、奈良県15%、福岡県8%と続く。そんな中、全農広報部が「柿は焼いてもうまい」とSNSに投稿し話題となっている。
■カスタードみたい
公式Twitter上には、「もっとはやく知りたかった!ヘタ部分を切り落としてトースターで10分ほど焼くだけ。カスタードみたいにとろっとした甘さが楽しめる」などと投稿。
担当者は、しらべぇ編集部の取材に対して「バターを乗せると、焼いている最中からまるでスイーツのような香りが漂ってくる」と話す。また、バターをあと乗せすると、じゃがバターのような感じになるそうだ。ブルーチーズ乗せは、甘酸っぱい食感を楽しめるという。
■返信欄に書かれたアイデアを検証
「焼き柿は、柿革命2.0を通り越して3.0の世界だった」とその衝撃度についても語る。焼き柿は、全農広報部のアカウントで柿についての投稿を行った際に、返信欄に書かれたアイデア。その後、担当者がいろいろと調べ検証し、今回の投稿にいたったという。
柿が健康面や美容面でもたらす効果は、大学をはじめ、さまざまな研究機関でも証明されており、世界的にも柿の素晴らしさが認知されはじめている。
■精神的な満足感も
日本では少なくとも平安時代から食品として親しまれてきた柿。栄養素として含まれているビタミンC、ビタミンA、カロテノイド、ポリフェノールは「抗酸化力」を発揮する。
また、脳のエネルギーとなるグリコースが含まれているため、身体の恒常性が維持されるとともに、味覚を介した精神的な満足感も得られる。
■スーパーフードに認定
日本一の産地である和歌山県の「たねなし柿」は、2020年7月に日本スーパーフード協会から「ジャパニーズスーパーフード」として認定。スーパーフードは栄養バランスに優れ、一般的な食品より栄養価が高い食品に与えられる称号だ。
また、柿には食物繊維が豊富に含まれているため、腸内環境を整えるはたらきがある。さらに、少しの量でも満腹感が得られるため、ダイエット中の間食にもオススメだという。
■贅沢スイーツに変身
もっとはやく知りたかった!
柿 は 焼 い て も う ま い
(出典 news.nicovideo.jp)
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