「栄養」を摂ろう!


 食事の目的は、言うまでもなく「栄養を摂ること」ですよね!

 では、栄養を摂るためにはどんなものを選んだら良いのでしょう!?

 現在では「栄養」に対する知識も情報も増えて、ひと昔言われてた「うなぎや焼肉を食べれば栄養がつく!」と言う考え方は変わりつつありますよね。

「栄養素」には、

脂質、炭水化物タンパク質ビタミンミネラル、(食物繊維

があって、その摂取バランスが大事だと認識されるようになりました。これは中学校で習いましたね。

 では、究極なにを食べればいいのでしょうか?

 結論を言いますと、わたしたちの体に必要な栄養素が過不足なく含まれている「完全栄養」を摂ることを心がけるといいんだそうです!

 つまりは、

「人間の体と同じ組成の生き物を丸ごと食べる」

と言うことです。これを心がけることで、十分に条件が満たせるのです。

 実際、人間〜鳥〜豚〜ウシ〜魚まで、この地球上の動物や植物はすべて受精卵が細胞分裂していることで成長していきます。

 つまりは細胞分裂の回数がちがうだけで体の組成は一緒なので、どんな動物も植物もほぼ同じ栄養素を含んでいる、と言うことなのです。

 ある動物だけは、人間の持っていない栄養素を持っている、なんてことはないですよね!

 さかのぼれば太古の昔のご先祖は一緒なのでそれぞれの体を構成している栄養素も、その比率も、基本的には一緒なのです!


 そう考えると、「丸ごと食べる」ことがいかに本質的か理解できますよね。そして、丸ごと食べることを意識すれば、取ろうとしていない栄養まで丸ごと摂取できてしまう、まさに一石二鳥なのです!

 このことを踏まえるとサプリメントだけでは栄養を完全に摂取できないことを理解できますね。

 ビタミンだけ、タンパク質だけ、ミネラル、脂質だけ、と特定の栄養素は満たせるかもしれませんが、良質な栄養のバランスが良質なカラダを作ることを考えると他の栄養が欠けていることがイメージできますね。

 「丸ごと食べる」の方がずっとシンプルで覚えやすいですよね!


丸ごと食べられる食材とは


 「完全栄養=丸ごと食べる」と言う目線で考えるとこれまで栄養がある、と言う食材を見直す必要はあります。

 その上で身近で取れる「丸ごと食材」とは!

それは、

・魚は骨ごと、腹ごと、頭ごと

・白米よりは玄米

ビタミンミネラルが豊富な胚芽やぬかを丸ごと食べる方が◎。

・野菜や果物は丸ごと食べる

 野菜は葉ごと、皮ごと、根っこごと。根にはデンプンや糖がたくさん含まれています。歯には太陽の光を浴びて光合成をするのでビタミンミネラルがたっぷり含まれています。

 特に注目したいのは皮の部分。皮に多く含まれるポリフェノールには防菌防虫、つまり細菌をはねのける効果があります。そして皮が鳥につつかれたとしても数日経てばまた皮が張っているように傷を修復する治癒効果も含まれています。

 そして抗酸化作用。空気に触れて果物や野菜が酸化しないように抗酸化作用物質がたっぷり含まれています。

栄養丸ごと摂取のススメ 丸ごと食べられる食材とは?


(出典 news.nicovideo.jp)