季節の食材にかくれたキレイのヒミツ | ニコニコニュース



季節の食材にかくれたキレイのヒミツ/photo by Imperial94
                        

この時期美味しい旬の食材といえば、貝。貝を使った料理として、二日酔いにはシジミ汁が効くということは有名ですがそれだけではありません。

もともと貝には肌の潤いを作る「コラーゲン」や、アンチエイジングに役立つ「亜鉛」を豊富に含んでいます。春から初夏の季節に旬を迎える貝たちには、キレイになれる秘密がもっとたくさん隠れているのです。それでは、早速ご紹介しますね。

◆アサリ

アサリと言えばお味噌汁の具材に、酒蒸し、貝の旨味とニンニクが絶妙なパスタ料理のボンゴレビアンコ。

そのアサリには、皮膚や髪、爪の再生に役立つ「ビタミンB2」・悪性の貧血を防ぎ美肌に導く「ビタミンB12」・骨を作る「カルシウム」・疲労回復効果が高く、血中コレステロールを下げてくれる「タウリン」が含まれています。春の野菜と合わせることでさらに美肌効果が高まりますよ。

◆ハマグリ

ハマグリと言えばちょっと上品で高級なイメージ。旨味をそのままいただく焼きハマグリに、酒蒸しや、潮汁に、南フランスの海鮮料理ブイヤベースの具材として活躍します。

そのハマグリには、骨や歯を作り、精神の安定に役立つ「カルシウム」が豊富で、アサリと同様にエネルギー代謝や新陳代謝に役立つ「ビタミンB2」・悪性の貧血を防ぎ、精神的衰えを防ぐ「ビタミンB12」・疲労回復に役立ち、脂肪の分解を促す「タウリン」が含まれています。漁協ではハマグリカレーもおすすめしているようですよ。是非お試しあれ。

◆ミル貝

ミル貝はなんと言ってもお造りですが、湯通ししたものをごま油や、生姜、しょう油、長ネギなどを合わせて中華風のひと品にするのも美味しいそうです。

ミル貝には、美肌に大きな効能を持つβ-カロチンの吸収・転換を助ける「ビタミンB12」・血液を健康にして肌のくすみを防ぐ「鉄」・血圧の調整やカルシウムの調整に役立つ「マグネシウム」を豊富に含んでいるほか、精力増強効果の高い「アルギニン」・「核酸」が多く含まれるそうです。自分もキレイになりながら、さり気なくパートナーの晩酌のおつまみに食卓に並べましょう。

◆アオヤギ

バカ貝をむいたものを「アオヤギ(青柳)」と言います。新鮮なアオヤギならばお刺身でワサビ醤油が何よりもご馳走ですが、小柱のかき揚げや、ネギや小松菜などと合わせた酢味噌和え(ぬた和え)も定番です。

アオヤギは、「ビタミンB12」・「亜鉛」・「マグネシウム」・「ナイアシン」・「リン」を含み、健康と美容にも効果がありますが、その魅力は著名人たちが「江戸前の春の味」と愛した食材であるということ。特に小柱のかき揚げはファンも多く、天ぷら職人の技量を測る目安にもなるほどとか。キレイと江戸の粋を味わえる食材です。

いかがでしたでしょうか?

健康と美容に役立つ「貝」は海から獲れる天然サプリ。美味しくて栄養価が高い旬の貝料理を食べて、どんどんキレイになってくださいね。



(出典 news.nicovideo.jp)