ハンドメイド派必見!クリスマスケーキを素敵に盛り付けるコツをパティシエが伝授 | ニコニコニュース



ハンドメイド派必見!クリスマスケーキを素敵に盛り付けるコツをパティシエが伝授
                       

寒さも本格的になり、イルミネーションがきらめいて、街はすっかりクリスマスムード。クリスマスまであと何日とカウントダウンしている人もいるだろう。クリスマスといえば、欠かせないのがケーキ。いつもは予約派という方も今年はちょっと趣向を変えて、オリジナルクリスマスケーキ作りにチャレンジしてみてはどうだろう。

今回は、リーガロイヤルホテルのシェフパティシエの後尾浩司さんに「上手にケーキを盛り付けるコツ」について話を聞いた。

■フルーツの色合いによって変わる盛り付けの順序

まず、ケーキの基本形として、生クリームのデコレーションケーキを例に、盛り付けのコツについて。

「色とりどりのフルーツを盛り付ける際は、白桃や洋ナシなど、色の薄いフルーツから順に飾り、上部や手前の方に、赤や黄色、緑などの華やかな色合いのフルーツが見えるように盛ると華やかさが際立ちます。また、フルーツを盛り重ねる際、中心部が高くなるように盛るとバランスが良く、華やかながら締まった印象になります」(後尾さん)

フルーツの色合いに応じて盛り付けの順序を工夫すると見た目がグッとまとまるようだ。

「また、さまざまなフルーツを並べる際は、左右対称にならないよう、バランスを見ながらランダムに盛ると、盛り付けに“動き”が出て華やかな印象になります」(後尾さん)

ケーキというキャンバスにフルーツの絵の具で絵を描いていくようなイメージに近いのかもしれない。

■苺だけを飾る場合もちょっとした工夫で華やかに

苺だけを使ったシンプルな盛り付けについてもコツがあると後尾さんは言う。

「飾るフルーツが苺だけの場合も、簡単な飾り切りを施したり、単に半分に切って苺の赤い部分と白い部分を組み合わせて盛り付けるだけでも華やかさが加わります」(後尾さん)

続いて「飾り切り」について詳しく聞いてみた。

「苺の真ん中辺りに包丁の刃先を斜めに入れ、V字形になるようにもう一度包丁を斜めに入れます。同様に繰り返し、ジグザグに一周切り込みを入れると 苺を花形にカットできます」(後尾さん)

苺で作った花がケーキに並べば華やかさが増しそうである。

「さらに華やかさを出すアレンジとして、食用バラの花びらを少し散らしたり、ミントの葉などのグリーンを添えるだけで 印象が変わります。そのほか、手作りで焼いたクッキーをケーキの側面に飾っても可愛らしい華やかさを添えることができます」(後尾さん)

ホワイトやブラウンの生クリームを塗ったケーキのキャンバスに色とりどりのフルーツを思い思いに置いてパティシエ気分を味わってみてはいかが。うまく出来たらSNSにアップ!

●専門家プロフィール:後尾 浩司
パティシエに聞く「見違えるほど綺麗なケーキの盛り付け方」1976年生まれ。2000年よりパティシエの道に。2001年 株式会社ロイヤルホテル(リーガロイヤルホテル)入社。パティシエとして経験を重ね、現在に至る。



(出典 news.nicovideo.jp)