最近、牛乳の代替品として注目されている植物性ミルクをご存知ですか。よく知られている豆乳以外にも、アーモンドミルクやライスミルクなど、さまざまな種類が登場しています。植物性ミルクの種類と特徴をご紹介します。
植物性ミルクとは
植物性ミルクとは、豆やナッツ、穀物など植物から作られたミルクのことです。
代替ミルクと呼ばれることもあります。
これまでミルクといえば牛乳を指していました。しかし、乳糖不耐症や牛乳アレルギーの人が増えていることや、乳製品を食べないヴィーガン(絶対菜食主義)人口の急増、乳牛を育てる過程で生じる環境への影響、動物愛護といった観点から、植物ミルクに注目が集まっています。
植物性ミルクにはどんな種類があるの?
植物ミルクにはさまざまな種類があり、それぞれ味や栄養価が異なります。ここでは代表的なものをご紹介しましょう。
●豆乳
植物性ミルクの中で最も知られているのが豆乳ではないでしょうか。豆乳は大豆から作られたミルクです。大豆は畑の肉と呼ばれるほど栄養価が高く、牛乳と比べても遜色ありません。女性ホルモンのエストロゲンによく似た働きがあります。
●アーモンドミルク
水につけたアーモンドをくだき、こしたものです。アーモンドは牛乳に比べてカロリーが低く、「若返りビタミン」と呼ばれるビタミンEが豊富に含まれています。
●えんどう豆ミルク
えんどう豆のたんぱく質を主な成分としたミルクです。たんぱく質以外にもカルシウムやビタミンDが含まれています。
●ヘンプミルク
ヘンプとは日本語で麻のことで、麻の実から作られたミルクです。必須脂肪酸のオメガ−3とオメガ−6がバランス良く含まれています。
●ココナッツミルク
ココナッツの果肉を削ったものを絞って得られるミルクです。脂質のほか、カリウム、マグネシウムなどのミネラル類や植物繊維などが含まれています。
植物性ミルクを選ぶ際の注意点
市販の植物性ミルクは、砂糖や塩、内容成分を安定させるための乳化剤や酸化防止剤などの添加物が含まれていることがあります。内容表示をよく読み、できれば砂糖などの甘みがつけられていないもの、食品添加物が入っていないものを選びましょう。
(出典 news.nicovideo.jp)
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